家康の散歩道⑥ 「本多忠真」

2011年06月10日

「しんがり」って言葉知っていますか!?


漢字では「 殿 」と書く


現在では、ほとんど使っていない言葉


軍事用語で、退却する軍隊の最後尾にて


追撃する敵を防ぐ役。


列や順番などの一番あと。最後尾。という意味


「しんがり」とは「 死 」を覚悟で仲間を守るという


正に「 忠義 」そのものなのである。


家康の散歩道⑥ 「本多忠真」


三方原の合戦で武田軍に敗れた家康を


逃がすために、この「しんがり」を


かって出たものがいた。


それが「本多肥後守忠真」(ほんだ ただざね)。


浜松の人間である。




家康の散歩道⑥ 「本多忠真」

「忠真」は道の左右に旗指物を突き刺し


「ここから後ろへは一歩も引かぬ」と言って


武田勢の中、刀一本で斬り込み


39歳の若さで討ち死にした人である。


「忠真」の子「菊丸」は父の命により


家康を援護し浜松城まで無事逃がした。


「菊丸」は父の死や友達の死を目の当たりにし


のちに出家する事となる。


家康の散歩道⑥ 「本多忠真」


家康の散歩道⑥ 「本多忠真」



松平家・徳川家を忠義をもって仕え抜き


数々の戦で功績を残した「本多忠真」。


浜松の誇れる人の一人であると思う。


家康の散歩道⑥ 「本多忠真」







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Posted by 家康楽市 in 浜松出世城 at 22:42│Comments(0)徳川宗家
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